Feb 23, 2008

リカバリーモード説明Part2

  • Toggle USB
    XMBのUSB接続と同じ。
    USB経由でPCにメモステをリムーバブルディスクとして認識させる。
  • Configuration
    • Skip SCE logo
      PSP起動時のSCEロゴ表示をしなくなります。UMDの自動実行もスキップしてすぐにXMBが表示されるようになります。非常に有用な設定ですが、3.60M33では働いていないようです。
    • Hide corrupt icons
      1.50用自作ソフトは、二つのフォルダのうち片方が破損ファイルとして表示されるものですがそれを非表示にします。小細工をせずに配布ファイルをそのまま入れるだけでいい感じになるという設定です。そのような破損でないと非表示にはならないので注意。
      うまく非表示になっても結局内部的に走査するフォルダ数が減るわけではなく、表示にかかる時間は軽減できません。1.00形式が同梱されているケースでは1.00用を使うべきです。
    • Game folder homebrew (1.50 kernel addon導入時のみ)
      GAMEフォルダ内の自作ソフトをどのカーネルで実行するか設定する。デフォルトは3.xxなのでほとんどの自作ソフトは動きません。公式からダウンロードした体験版は/PSP/GAMEしか動作しない場合があり、その場合この設定は3.xxのままにしておくと便利です。しかし、わっふるなど一部の自作ソフトもまた/PSP/GAMEでしか動作しない場合があり、変えたほうがいい場合もあります。
    • Autorun program at /PSP/GAME/BOOT/EBOOT.PBP
      /PSP/GAME/BOOT/フォルダ内のソフトをPSP起動時に自動起動すると言うものです。iRShellやDevHookの自動起動を想定した機能のようですが、iRShellはプラグイン版を使えば良いしDevHookは1.50用ですから使わないと思います。
    • UMD Mode
      • Normal -UMD required-
        Use No-UMD Disabledと同等でISO/CSO起動でもなんらかのUMDを入れる必要があります。
      • OE isofs legacy -NO UMD-
        Use No-UMD Enabledと同等で一部のゲームでUMD未挿入で遊ぶことができます。
      • M33 driver -NO UMD-
        OEでは動作しないゲームでも遊べる場合があります。3.51 M33-5でかなり完成度が上がりました。
      • Sony NP9660 -NO UMD-
        Sonyのnp9660を利用したモード。ほとんどのゲームがUMD未挿入で動作するようです。
    • Fake region
      販売地域ごとのリージョン値を変更します。
      ファームウェアはこれを参照して国別の動作をします。たとえばJapan以外にするとP-TVのアイコンがXMBからなくなります。
    • Free UMD Region
      UMDVideoをリージョンフリーにする。
    • Hard Reset on homebrew
      自作ソフトでWifiに問題が出る人はこれをEnableにする。起動前にリセット処理を行って安定動作させるがソフトの立ち上がりに少し時間がかかるようになる。
    • Use VshMenu
      XMBでHOMEボタンで開くメニューの有無。
    • XMB Usb Device
      XMBのUSB接続でアクセスできる領域の選択。
      • Memory Stick (通常のアクセス先)
      • Flash 0
      • Flash 1
      • Flash 2
      • Flash 3
      • UMD Disc (USBSSS同様USB経由のISOイメージ抽出を容易に行える機能)
  • Run program at /PSP/GAME/RECOVERY/EBOOT.PBP
    /PSP/GAME/RECOVERY/EBOOT.PBPにあるプログラムをXMBを通さずに起動します。
    ここから起動すべきツールが無いので現状意味がありません。
  • Advanced
    • Advanced configuration
      • Plain modules in UMD/ISO
        UMDISOのイメージをサインコードの無い状態にしてしまった場合などに使います。普通は有効にしません。
      • Execute BOOT.BIN in UMD/ISO
        UMDISO内の起動先を EBOOT.BIN から BOOT.BIN に変更します。
        EBOOT.BIN は暗号化されているので自作不能ですが、BOOT.BIN は平文のファイルです。自作ソフトを仕込むことが出来るかもしれません(未確認)
        Plain modules in UMD/ISO を有効にする必要があるようです。
    • Toggle USB (flash0)
      USB接続でPCにflash0をリムーバブルディスクとして表示させる。読み書き可能。これらの機能は3.71M33-3にアップデートするまで使用しないでください。正常に書き込めません。
    • Toggle USB (flash1)
    • Toggle USB (flash2)
    • Toggle USB (flash3)
    • Format flash1 and restore settings
      FLASH1をフォーマットします。リカバリーメニューの設定に不具合が生じた場合などに使用します。UMDを入れてるとフォーマット後に本体初期化が行われず、flash1に必要なフォルダが作成されません。この場合はフォーマットからやり直してください。 多数のBrickが報告されています、修正版がでるまで使用は控えた方が良いでしょう。
  • CPU Speed
    • Speed in XMB
      XMBでのCPUスピードを設定する。WiFi使用時はデフォルトが良いかもしれません。公式ファームでは3.50以降で333MHz動作が解禁されていますが通信時は222MHzに制限されます。PSP-2000ではどうなっているかわかりませんが、あくまでも自己責任で。
      選択可能なClock: Default, 20, 75, 100, 133, 222, 266, 300, 333
    • Speed in UMD/ISO
      UMD/ISOでのCPUスピードを設定する。WiFi使用時はデフォルトが良いかもしれません。公式ファームでは3.50以降で333MHz動作が解禁されていますが通信時は222MHzに制限されます。PSP-2000ではどうなっているかわかりませんが、あくまでも自己責任で。
      選択可能なClock: Default, 20, 75, 100, 133, 222, 266, 300, 333